
7月28日午後4時27分ごろ熊本県の宇城市と氷川町で最大震度7*を観測する大きな地震がありました。地震の規模はマグニチュード7.1で、多くの建物がこわれ、8月20日までに38人の死亡が確認されました。震度7の地震は2024年1月に石川県で起きた能登半島地震以来で、通算8回目です=下の表。(「Newsがわかる2026年10月号」より)
*震度7……気象庁の震度階級(10階級)のうち最大のゆれ。
震度7を観測した地震


10年前も震度7が2回
今回、地震が起きた地域は、2016年4月14日と16日にもそれぞれ最大震度7の地震に見まわれていました。その時は布田川断層帯と日奈久断層帯が動いたためで、同じ地点で震度7を2度観測したのは史上初めてでした。この時の死者は278人(2025年4月時点、災害関連死*を含む)で、住宅被害は20万6000棟以上に上りました。
*災害関連死……災害が起きた影響で、後に病気になったり、症状が悪化したりして
亡くなること。


活断層の割れ残り 今後に不安
地球をおおっている複数のプレート(岩板)はたえず運動しています。それらがせめぎ合う巨大な力を受けて地中の断層にひずみがたまると、すでに割れているところがこわれます。その時の衝撃が地表に伝わり、地震となります。
政府の地震調査委員会は、今回の熊本地震の震源が日奈久断層帯の一部であるとみています。日奈久断層帯は長さ約80キロで、2016年の熊本地震で一部がこわれました。今回もまだ割れ残りがあるとみられ、将来の地震発生が心配されています。
上記画像をクリックすると「Newsがわかる2026年10月号」にジャンプします。
有料会員の方は電子書籍でご覧いただけます。