Q:自動車のナンバープレートのひらがなは、どうやって決めるの? (神奈川県川崎市、小5)
使い道ごとに割りふり
A 国土交通省自動車局自動車情報課で聞きました。
自動車の前と後ろについているナンバープレートは正式には、自動車登録番号標と言います。自動車は、全国にある運輸支局という役所で、登録の手続きをしないと公道を走ることはできません。ナンバープレートは、その自動車が登録を受けたことを示すもので、いわば自動車の身分証明書のようなものです。プレートに書く内容や、文字・数字の大きさ、どの場所に何を書くか……なども、自動車登録規則などの決まりで細かく決められています。
その中で、ひらがなは、自動車の用途(使いみち)を示しています。用途には、自家用、レンタカー用、事業用、駐留軍人など、と分かれ、それぞれに、使うひらがなが決まっています=下表。

ひらがなの隣の四つ並んだ数字は選ぶことができるのですが(7や8など人気のある数字を使った番号は抽選)、ひらがなは、登録手続きをするときに自動的に割りふられ、選べないそうです。
ところで、表のひらがなの中に無い文字もあることに気づきましたか。「お」「し」「へ」「ん」の4文字です。
自動車情報課によると、この4文字について特に除外する理由などを書いた文書はないそうですが、俗に言われているのが▽「お」→「あ」と見まちがいやすい▽「し」→「死」を連想してしまう▽「へ」→おならを連想してしまう▽「ん」→発音しにくい……という説です。裏付ける資料などはないので本当かどうか確かでありません。でも、ナンバープレートは、視認性(見て確認しやすい)や記憶性(違反を見つけたときも覚えやすい)が大事なので、当たっているかもしれません。【大和田香織】(毎日小学生新聞2015年10月18日掲載)

その土地のゆかりのデザインが入ったご当地ナンバーも各地で誕生。赤城山の図柄が入った前橋のナンバープレート=前橋市大手町2の前橋市役所で2018年9月10日
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