巻頭特集では、訪日外国人の増加による「オーバーツーリズム」の現状や対策について学びましたね。ここでは「観光地と人の集まり方」を、フッコ先生と一緒に考えてみましょう。


この前、近所のラーメン屋さんがすごい行列になってた! SNSの影響らしくて、海外のお客さんもたくさん。結局、その日は並ぶのはあきらめたよ
君はおなかがすいてる時は1分だって待てないもんね。人気のラーメン屋さんの中には、優先入店できるチケットを売り出した店もあるんだって


テーマパークみたいだね。旅行中は特に時間も限られているから便利かも。これからは時間帯や曜日によっても、値段を変えるお店が出てくるかもね
なるほど。お店も観光地も、シーズンやお天気によって混み方は変わるから、プレミアムパスのような選択肢はあってもいいよね。「二重価格」もだんだん増えるんじゃないかな。みんなは、今の観光地の混雑はどうやって和らげたらいいと思う?


人気の場所以外にもすてきなところがたくさんあることを発信できたらいいな。せっかく日本に来たなら、人混み以外の楽しい体験をしてほしいからね
季節によって変動があるところは、オフシーズンの魅力を掘り下げるといいと思う。「この季節もいいな」って新しい発見につながるんじゃないかな


僕がよく行くラーメン屋さんには、地元民優先チケットを発行してもらいたいな。もちろん、この味は世界中の人にも味わってほしいけどね
そうだよね。先生も海外旅行が大好きで、空港に降り立った時の空気の匂いにわくわくするよ。「百聞は一見にしかず」で、現地に行くと映像やSNSでは伝わらない魅力を感じることができる。だから、海外から来た人にも日本を楽しんでもらいたいよね。そのためにも、お互いが心地よく過ごせるルールや仕組みを工夫して、それを相手が理解できるように伝えることが大切だね。

協力/日能研 イラスト/しばざきとしえ