舞鶴工業高等専門学校、4年建設システム工学科の福庭彩稀です。学生の立場から、舞鶴高専の魅力をご紹介します。
※上記:写真は筆者(右から1人目)と部活動の仲間たち。
本学科では、社会基盤を支える土木・建設の専門知識を、座学だけでなく実験や実習を通して実践的に学ぶことができます。1・2年生では国語や社会などの一般科目の割合が多いですが、3年生になると専門科目が全体の約半分を占めるようになり、本格的に土木の世界へ踏み込んでいく実感があります。特に印象に残っているのが、班で取り組む実験の授業です。班員と役割を分担し、データをまとめ、結果や考察をレポートに仕上げます。自分一人では気づけなかった視点を仲間から学びながら、協力して一つの成果をつくり上げる経験を、在学中に積み重ねることができます。

建設システム工学実験の様子
部活動も非常に活発で、多くの学生が複数の部を掛け持ちしています。私自身も女子バレーボール部と硬式野球部のマネジャーを兼部しており、それぞれの部活で培った責任感やチームワークは、授業でのグループワークにも自然と活きてきます。勉強と課外活動を両立できる文化が、舞鶴高専には根付いています。
そして、舞鶴高専の最大の特色の一つが寮生活です。学生のほとんどが鶴友寮に暮らし、500人以上の学生が共同生活を送っています。鶴友寮では、年齢もバックグラウンドも異なる学生が同じ屋根の下で生活するため、入寮した当初は戸惑うこともありました。それでも鶴友寮には学年を超えた縦のつながりが根付いており、わからない課題があれば先輩の部屋を気軽に訪ねて教えてもらえますし、一緒に外食へ出かけることもあります。クリスマスイベントなど寮全体で楽しむ行事もあり、勉強以外の場面でも自然と仲が深まっていきます。同い年とだけ関わるのではなく、幅広い学年の先輩・後輩と日常的につながれることが、寮生活の大きな魅力です。勉強面でも生活面でも支え合える環境が、5年間の学びを確実に後押ししてくれます。

硬式野球部マネジャー
また、舞鶴高専には「ものつくりラボ」という施設があり、3Dプリンターや木材加工機械など、本格的な設備を自由に使うことができます。授業で学んだ知識をもとに、自分のアイデアを実際に形にできる環境が整っているのは、高専ならではの大きな魅力です。設計から制作まで自分の手で完結させる経験は、エンジニアとしての感覚を育てるだけでなく、ものをつくることそのものの面白さを改めて気づかせてくれます。

ものつくりラボでのモニター台制作
舞鶴高専の魅力は、専門的な学びと仲間との協働を通して、自分を高められる環境にあります。実験や部活動、寮生活、ものつくりラボなど、さまざまな経験を重ねながら、将来を具体的にイメージしていくことができます。これから進路を考えている皆さんにも、ぜひ舞鶴高専での学びを知ってほしいと思います。仲間とともに挑戦し、成長できる環境がここにはあると感じています。
舞鶴高専へのアクセス
JR東舞鶴駅から京都交通バス朝来(あせく)循環線 「国立高専前」下車 約20分
JR東舞鶴駅からタクシー利用で約12分

舞鶴高専校舎外観