- 2024年7月31日
幽霊は、本当にいるの? 【疑問氷解】
夏休みに肝試し(きもだめし)や怖い話で盛り上がるのは楽しいですね。でも、本当にいるのか? 心霊現象を研究している学会はあるものの、専門的に学べる大学はありません。いると信じて研究を進める人はいても、人数が少ないので十分な研究がされておらず、はっきりとした答えは出ていません。
夏休みに肝試し(きもだめし)や怖い話で盛り上がるのは楽しいですね。でも、本当にいるのか? 心霊現象を研究している学会はあるものの、専門的に学べる大学はありません。いると信じて研究を進める人はいても、人数が少ないので十分な研究がされておらず、はっきりとした答えは出ていません。
皆さんの身の回りにあるものの多くは「株式会社」が作っています。商品を開発したり、会社を運営したりするには、たくさんのお金が必要になりますよね。株式会社がお金を用意するには、ためていたお金を使う、銀行からお金を借りるなどがありますが、会社の事業を理解してもらい、多くの人にお金の協力をしてもらう「投資」と言う手段もあります。株式会社が、投資してくれた相手に渡すのが「株式」です。集めたお金は、借金とはちがい、返済する必要がないため、工場を建てたり研究をしたり、長期間使うことができます。
回答を考えるために、本屋や図書館で、背表紙をながめることから始めました。ウソやだましをタイトル(題名)やテーマ(主題)にした本は、実に古今東西たくさんあります。他人にだまされないようにする方法や情報を書いた実用的な本も少なくありません。
地図を作っている国土地理院(茨城県つくば市)の広報広聴室の担当者に聞きました。結論から言うと、残念ながらはっきりとした理由はわからないそうです。由来を記した資料が残っていないからです。国土地理院や「地図と測量の科学館」では、「文字を習う場所だから」と推測して説明しているそうです。
化粧品会社ファンケル総合研究所の渡部敬二郎さんに教えてもらいました。皮膚はいくつもの層になっていて、表面から0・1~0・3ミリメートルほどのうすい部分を表皮といいます。表皮の一番下には色素形成細胞(メラノサイト)があります。メラノサイトはメラニンという黒い色素をつくる工場のような働きをします。
ビー玉は栓の役目をしています。イギリスで開発されたこのびんが日本に登場したのは1888(明治21)年ごろ。それまではコルクの栓が使われていました。アメリカやヨーロッパではその後、王冠で栓をする方法が広まり、ビー玉のびんは廃れましたが、日本では残りました。理由はいろいろな説があります。
磁「石」と言うからには、どこかからそういう石を探してくるのかな、と思いますよね。磁石に関する研究者や会社の人たちでつくる日本磁気学会の押木満雅事務局長に話を聞きました。結論から言うと、ほとんどの磁石は自然界にある石ではありません。みんなが学校や家で使っている黒い磁石は、鉄の一種の粉と別の物質の粉を混ぜて焼き固め、着磁機という機械で生み出した強い磁力の中に置いて人工的に作ったものです。
学術的にはガもチョウも同じ「鱗翅目(りんしもく)」というグループに入ります。「鱗」は魚のうろこ、「翅」は羽を意味する漢字で、羽を顕微鏡などで拡大してみると、魚の鱗のような鱗粉がついているのがわかります。吉川さんは「どちらかというと、ガの一部がチョウと呼ばれると考えた方がいいかもしれません。日本のように『チョウ』、『ガ』と呼び分けない国もあります」
チョウの幼虫は何度か脱皮をくり返して成長を続け、サナギになります。やがて羽化して、大きな羽や脚、長い触覚を持つ成虫になります。幼虫と成虫では、ずいぶん姿が違いますよね。