大阪・関西万博まるわかりガイド【月刊ニュースがわかる7月号】
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watanabe-ko

  • 2024年12月12日

魚は何を思っているの?<子どもの哲学>

魚が何を思っているのかを考える前に、そもそも魚は世界をどう見ているのかを想像してみよう。魚の目は顔の両側についているから、人間の目とはだいぶ違うつくりをしているようだ。カメラのレンズには「魚眼レンズ」というものがあって、これは魚から見た世界の見え方を再現していると言われている。魚眼レンズを使うと、視界は広がるけれど、全体は歪んで見えるんだよね。もっとも、じっさいに世界がどう見えているかは、魚に聞いてみないとわからない。でも、きっと人間とは視野の広さも見え方も相当違うのだろう。だとしたら、見えている世界さえ全然違うのだから、魚が何を思っているかなんて想像もつかないような気もする。

  • 2024年12月11日

今も続く公害被害  「ニュース検定」がわかりやすく説明

私たちの暮らしに身近な公害も、環境問題の一つです。大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下、悪臭は法律で「典型7公害」と定められています。日本では、開発と経済発展が優先された1950~60年代に、水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそくの「四大公害病」が確認されました。

  • 2024年12月5日

大人と子どものこころのなかの違いはある?  <子どもの哲学>

違いはないと、僕は思う。大人は頭が良いとか、大人は働いたりできるといった、そういう違いは思いつくし、大人のほうが知識をたくさんもっている気がする。いろいろな学校で勉強してきたこともあるだろうし、経験から得た知識もある。ただこれは、大人と子どもの違いではなく、しっかり勉強をしてきたか、しっかり経験から知識を受けとったかの違いだ。

  • 2024年12月4日

筋肉はどうやってできるの? 【疑問氷解】

筋肉は筋線維という細い線維が集まってできています。運動で負担がかかると、筋線維が部分的に切れますが、体には自ら直そうという仕組みがあります。炎症を抑えたり、筋肉を活性化したりするサイトカインというたんぱく質が、切れた部分の細胞から出て筋線維を補修します。補修する時には、元の筋肉より太く強くしようという働きがあるため、筋肉が増えたようになります。これを「超回復」と呼びます。

  • 2024年11月29日

「マイナ保険証」とは 「ニュース検定」がわかりやすく解説

政府はデジタル庁を中心に行政手続きの デジタル化を進めている。その鍵と位置付けるのがマイナンバーカード(マイナカード)の普及だ。個人認証ができる電子証明書が搭載されたマイナカードを持てば、引っ越しなどの際も住民票を移す手続きをオンラインでできるようになったり、預貯金口座とひもづけて公的な給付金などをスムーズに受け取れるようになったりする。ポイント付与事業などで取得を促してきた経緯があり、2023年末時点で人口の約7割が保有する。

  • 2024年11月28日

「ふつう」って何? <子どもの哲学>

「ふつう」ってなんだろう? 「ふつう」という言葉の第一の意味は、変わったところがないってことだ。なんの特徴もなくて、ありふれていて、悪く言えばつまらない。僕はむかしから変わったものが好きなので、ふつうってあんまり好きじゃないな。

  • 2024年11月27日

知的財産とは  「ニュース検定」がわかりやすく説明

知的財産とは、新しい技術やデザイン、植物の新品種、文学作品など、人間の知的な活動によって生み出されたアイデアや創作物のことです。これらが、創作した人の財産として一定期間守られる権利のことを「知的財産権」といいます。