【ニュースがわかる2024年8月号】巻頭特集はテーマから探す! ミラクル自由研究
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毎日小学生新聞

  • 2024年6月5日

ガは羽を開いて止まる? 【疑問氷解】

学術的にはガもチョウも同じ「鱗翅目(りんしもく)」というグループに入ります。「鱗」は魚のうろこ、「翅」は羽を意味する漢字で、羽を顕微鏡などで拡大してみると、魚の鱗のような鱗粉がついているのがわかります。吉川さんは「どちらかというと、ガの一部がチョウと呼ばれると考えた方がいいかもしれません。日本のように『チョウ』、『ガ』と呼び分けない国もあります」

  • 2024年5月22日

なぜきれいなチョウになるの? 【疑問氷解】

チョウの幼虫は何度か脱皮をくり返して成長を続け、サナギになります。やがて羽化して、大きな羽や脚、長い触覚を持つ成虫になります。幼虫と成虫では、ずいぶん姿が違いますよね。

  • 2024年5月15日

地球は丸いのに、なぜ人は下に落ちないの?【疑問氷解】

「ポイントは、地球のどこが下か、ということです」と臼田―佐藤さん。私たちは宇宙空間にある地球の姿を見た時、画像の上辺が上、下辺が下と無意識に決めています。「しかし、宇宙は無限の空間の広がりで、そこには上も下もありません」と臼田―佐藤さんは話します。

  • 2024年5月8日

なぜハチは人を刺すの?【疑問氷解】

ハチの仲間は世界に10万種以上いると言われ、大半は人を刺しません。人を刺すのはごく一部で、巣を作り、集団で社会生活を送るスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチなどが挙げられます。

  • 2024年5月1日

新聞っていつからあるの?【疑問氷解】

江戸時代、ニュースを記した「瓦版(かわらばん)」というものがありました。板に文字や絵を彫って印刷したもので、瓦版売りが読みながら売り歩いていました。

  • 2024年4月24日

万年筆はなぜ書ける?【疑問氷解】

今の万年筆に近いものができたのは1809年のイギリス。しかしこのペンは、インクが出過ぎることがありました。アメリカで保険のセールスマンをしていたウォーターマンさんは、お客さんに保険の契約書にサインしてもらうときにこのペンを使ったところ、インクが出過ぎて書類を汚し、せっかく取った契約を失ってしまいました。そこで研究を重ね、1884年に万年筆を発明しました。

  • 2024年4月17日

しみはどうしてできるの?【疑問氷解】

皮膚はいくつもの層になっていて、表面から0.1~0.3ミリメートルほどのうすい部分を表皮といいます。表皮の一番下には色素形成細胞(メラノサイト)があります。メラノサイトはメラニンという黒い色素をつくる工場のような働きをします。太陽の光には、紫外線という肌に悪さをする光線が含まれています。日光を浴びると黒くなるのは、紫外線が肌の奥に届く前に吸収してくれるメラニンが、肌の中にたくさんできるからです。そのメラニンは、しみのもとにもなってしまいます。

  • 2024年4月8日

鉛筆の芯はどうやって入れるの?【疑問氷解】

鉛筆の芯は、黒鉛と粘土を混ぜ合わせて作ります。まだ柔らかいうちに芯の太さと同じ棒状にして、約20センチメートルに切りそろえます。これを乾燥させて、1000度以上の炉で焼き固め、ゆっくりと冷ますと、芯のできあがりです。

  • 2024年4月3日

なぜ方言があるの?【疑問氷解】

仲間同士だけで通じる言葉をつくったり、使った経験はありませんか。方言を研究している奈良大学教授の真田信治さんは「方言の多くは、子どもが遊びの中で創造したものと考えます」と話します。真田さんは、方言で異なる言葉が、子どもの遊びの対象に多いことに注目します。