推しの城 おもシロ ランキング【月刊ニュースがわかる2月号】
TAG

毎日小学生新聞

  • 2024年12月19日

幸せってどんなとき? <子どもの哲学>

この問いを考えるために自分の生活を見つめ直してみて、いまの自分はまずまず幸せだなあって改めて気づいたよ。やりたいことをやり、ほんとうに嫌なことはできる限りしないで生活ができていて、それなりに自由気ままに生きているって実感があるんだ。

  • 2024年12月18日

自転車のペダルを後ろにこいでも、後ろに進まないのはなぜ?【疑問氷解】

自転車はペダルをこぐと、それにあわせてチェーンが動き、チェーンとつながった後ろの車輪が回ることで走ります。ペダルを後ろにこいでも車輪が後ろに回らないのは、後ろの車輪に付いている、歯車が付いたフリーホイールという部品のためです。フリーホイールは、ペダルを前にこいだ時はその動きを後ろの車輪に伝えますが、後ろにこいだときは、空回りして、後ろの車輪に力が伝わることはありません。

  • 2024年12月12日

魚は何を思っているの?<子どもの哲学>

魚が何を思っているのかを考える前に、そもそも魚は世界をどう見ているのかを想像してみよう。魚の目は顔の両側についているから、人間の目とはだいぶ違うつくりをしているようだ。カメラのレンズには「魚眼レンズ」というものがあって、これは魚から見た世界の見え方を再現していると言われている。魚眼レンズを使うと、視界は広がるけれど、全体は歪んで見えるんだよね。もっとも、じっさいに世界がどう見えているかは、魚に聞いてみないとわからない。でも、きっと人間とは視野の広さも見え方も相当違うのだろう。だとしたら、見えている世界さえ全然違うのだから、魚が何を思っているかなんて想像もつかないような気もする。

  • 2024年12月5日

大人と子どものこころのなかの違いはある?  <子どもの哲学>

違いはないと、僕は思う。大人は頭が良いとか、大人は働いたりできるといった、そういう違いは思いつくし、大人のほうが知識をたくさんもっている気がする。いろいろな学校で勉強してきたこともあるだろうし、経験から得た知識もある。ただこれは、大人と子どもの違いではなく、しっかり勉強をしてきたか、しっかり経験から知識を受けとったかの違いだ。

  • 2024年12月4日

筋肉はどうやってできるの? 【疑問氷解】

筋肉は筋線維という細い線維が集まってできています。運動で負担がかかると、筋線維が部分的に切れますが、体には自ら直そうという仕組みがあります。炎症を抑えたり、筋肉を活性化したりするサイトカインというたんぱく質が、切れた部分の細胞から出て筋線維を補修します。補修する時には、元の筋肉より太く強くしようという働きがあるため、筋肉が増えたようになります。これを「超回復」と呼びます。

  • 2024年11月28日

「ふつう」って何? <子どもの哲学>

「ふつう」ってなんだろう? 「ふつう」という言葉の第一の意味は、変わったところがないってことだ。なんの特徴もなくて、ありふれていて、悪く言えばつまらない。僕はむかしから変わったものが好きなので、ふつうってあんまり好きじゃないな。

  • 2024年11月21日

どうして夢をもつの? <子どもの哲学>

誰もが人生で一度が抱いたことのあるような問いについて、4人の哲学者が、子どものともに考え進めていくという形で書かれた『子どもの哲学 考えることをはじめた君へ』(毎日新聞出版刊)。大人も子どもといっしょになって、ゆっくり考えてみませんか。本書から一部をご紹介します。