10代のうちに強くする! 骨のチカラ【月刊ニュースがわかる5月号】
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watanabe-ko

  • 2024年8月21日

3審制と再審 「ニュース検定」がわかりやすく説明

裁判では3審制がとられています。慎重に調べて、誤りを防ぐためです。判決が確定すると、その争いごとについて再び裁判を起こすことは原則としてできません。それでも、もし判決が誤っていたら――。このことは特に、刑事裁判で問題となります。ある人の有罪が確定すると、その人には罰金や懲役などの刑罰が科されます。死刑になることさえあります。万が一、無罪の人に刑罰を科せば、それは重大な人権侵害です。そこで、こうした場合に備えて再審という仕組みが用意されています。

  • 2024年8月21日

手にできる「タコ」と「マメ」の違いは?  【疑問氷解】

皮膚の一番外側には角質層と呼ばれる硬い層があって、外からの刺激から体を守っています。その下に表皮、真皮があります。タコもマメも、皮膚の1か所に刺激や力が加わることでできます。短期間の刺激で体内の水分が集まって水膨れになったものがマメです。新しい靴やサイズの合わない靴をはいた時にできる靴ずれもマメです。刺激が繰り返されて、角質層が厚く硬くなって盛り上がったものがタコです。タコは、皮膚を守ろうとする防御反応でできます。

  • 2024年8月16日

「事前審査」と「国対政治」 「ニュース検定」がわかりやすく解説

議院内閣制をとる日本の政策決定過程においては、与党内の「事前審査」が重視されている。事前審査は、政府が法案などを正式に決める前に与党内で議論し、党内の合意を得ることだ。党所属の国会議員の意見が取り入れられ、全会一致の了承を得たものが政府から国会に提出されるため、国会審議の迅速化が期待される。一方、与党議員は国会で議論することが少なく、「国会審議が退屈なセレモニーと化している」との指摘もある。

  • 2024年8月14日

国連と安保理の役割 「ニュース検定」がわかりやすく説明

国連本部(アメリカ・ニューヨーク)は、世界の平和や発展などを目指す国々の集まりです。第二次世界大戦を防げなかった反省から、1945年に設立されました。193カ国が加盟しています(2025年1月時点、日本は1956年に加盟)。

  • 2024年8月14日

海の魚のウロコについて知りたい 【疑問氷解】

魚の体の表面をおおっているウロコ。触ると硬いことがわかります。大阪市の水族館「海遊館」の飼育係員、村井貴史さんは「魚のウロコは、外の世界から身を守るためにあります」と話します。

  • 2024年8月14日

石川五右衛門 伝説でよみがえった反逆のヒーロー  

大どろぼうの石川五右衛門が天下をゆるがしたのは、豊臣秀吉が世を治めた16世紀のことでした。伊賀(三重県)で忍者をしていたとか、秀吉に滅ぼされた武士の子だとか、いろいろな説があり、朝鮮出兵に兵を取られ警護が手うすになっていた京都で、大ぜいの手下とともに数々の盗みを働いたということです。

  • 2024年8月9日

「ダム・堤防の想定」超える大雨 「ニュース検定」がわかりやすく解説

長期的に見て日本では、1時間に50ミリ以上の「滝のように降る雨」が増えており、このままでは 河川の氾濫をダムや堤防だけで防ぐのは難しくなる。ダムや堤防の高さは、過去の降水量に基づき設計されているからだ。このため、河川流域の自治体や企業、住民が連携する流域治水の取り組みが始まっている。