- 2024年4月3日
グローバルサウスとは 「ニュース検定」がわかりやすく説明
近年の国際社会では、アジアやアフリカ、中東、中央・南アメリカなどの新興国・途上国の動きが注目されています。日本やアメリカ、ヨーロッパなど主に地球の北半球にある主要国に対して、これらの新興国・途上国は南半球に多いことから「グローバルサウス」という総称で呼ばれます。どの国が含まれるかは曖昧(あいまい)ですが、インドは自らをグローバルサウスのリーダー役と称しています。
近年の国際社会では、アジアやアフリカ、中東、中央・南アメリカなどの新興国・途上国の動きが注目されています。日本やアメリカ、ヨーロッパなど主に地球の北半球にある主要国に対して、これらの新興国・途上国は南半球に多いことから「グローバルサウス」という総称で呼ばれます。どの国が含まれるかは曖昧(あいまい)ですが、インドは自らをグローバルサウスのリーダー役と称しています。
自治体の取り組みや新型コロナウイルスの感染拡大などを背景に、近年、地方移住への関心が高まっています。ただ、就業や家族の同意といったハードルが高く、移住は容易ではありません。そこで、実際に暮らしていなくても、その地域に貢献できる存在として関係人口 が注目されています。
障害のある人もない人も、誰にとっても暮らしやすい社会を目指す動きが進んでいます。大きなきっかけは障害者差別解消法(2016年施行)です。私たちの社会には、障害者にとって、障害のない人と同じような日常生活を送ることの妨げになるものや制度がたくさんあります。できる範囲でそれらを取り除くことを「合理的配慮」といいます。
地震の発生確率や規模の評価は、推計の手法などによって異なります。想定外の大地震だった東日本大震災以降、将来の大地震について国が「最大級」の想定を公表したところ、被害が見込まれる市町村の抗議を招いた例もあります。
1992年にブラジル・リオデジャネイロで行われた国連環境開発会議(地球サミット)では、地球温暖化防止に向けた初めての国際的な取り組みである「国連気候変動枠組み条約」が結ばれました。1995年から毎年、参加国が集まって締約国会議(COP)が開かれるようになりました。
パソコンやスマートフォンなどあらゆる製品に搭載される半導体は、「産業の米」とも呼ばれます。人工知能(AI) など先端技術の開発や、ミサイル、レーダーといった軍事力をも左右するため、経済安全保障上の主戦場になっています。半導体産業は、米国のメーカーが設計・開発を担い、韓国や台湾のメーカーが製造するなど国際的な分業体制が築かれてきました。しかし近年、日米欧などを中心に国内生産を強化しようとする動きが強まっています。
地中海に面したガザ地区(365平方キロメートル)と、死海とヨルダン川を挟んで隣国ヨルダンに接するヨルダン川西岸地区(5655平方キロメートル)から成る領域のことで、二つを合わせてパレスチナ自治区といいます。パレスチナは正式な「国」ではありません。しかし、国連でも「国に準じる存在」と位置づけられています 。二つの地区は、1993年にパレスチナ人の代表機関とイスラエルが結んだ合意(オスロ合意)によって、自治区となりました。
2023年度の公的年金の支給額は3年ぶりに前年度を上回ることになりました。68歳以上は1.9%、67歳以下は2.2%の増額となります。しかし、2022年の物価上昇率が2.5%だったのに対し、支給額の伸び率は本来よりも0.6%分抑制され、実質は 目減りしました。「マクロ経済スライド」が適用されたからです。
マイクロプラスチックとは、大きさが5ミリ以下のプラスチックのことです。海に流れ込んだプラスチック製品が、紫外線や波の作用で細かく砕かれるなどしてできます。
欧米を中心に、多くの国で「人権デューデリジェンス(人権DD)」 の取り組みが進んでいます。人権DDとは、サプライチェーン(供給網)全体における人権侵害の有無について、企業が調査、対処することを意味します。