- 2024年8月9日
「ダム・堤防の想定」超える大雨 「ニュース検定」がわかりやすく解説
長期的に見て日本では、1時間に50ミリ以上の「滝のように降る雨」が増えており、このままでは 河川の氾濫をダムや堤防だけで防ぐのは難しくなる。ダムや堤防の高さは、過去の降水量に基づき設計されているからだ。このため、河川流域の自治体や企業、住民が連携する流域治水の取り組みが始まっている。
長期的に見て日本では、1時間に50ミリ以上の「滝のように降る雨」が増えており、このままでは 河川の氾濫をダムや堤防だけで防ぐのは難しくなる。ダムや堤防の高さは、過去の降水量に基づき設計されているからだ。このため、河川流域の自治体や企業、住民が連携する流域治水の取り組みが始まっている。
地球温暖化とは、空気中の二酸化炭素などの温室効果ガスが増え過ぎて、地球が暖められる現象です。気温や雨の降り方などの天気の特徴が、地球全体で長い時間をかけて変わっていく気候変動の現象の一つでもあります。
ロシアによるウクライナ侵攻によって、エネルギー資源の供給が世界的に不安定になっている。エネルギー資源大国であるロシアに対して、日米欧などが経済制裁として石炭の輸入禁止や、原油・天然ガスの段階的な禁輸を行っているためだ。 世界は脱炭素社会に向けた取り組みを進めてきたが、侵攻後、各国は自国の資源の安定調達を優先する「エネルギー安全保障」政策にかじを切った。
厳密な定義はありませんが、「人間のような認識や判断、知的な作業をコンピューターにさせる技術 」という意味で使われることが多いです。 AIの研究は20世紀半ばから行われてきましたが、2010年代に入ってから性能が飛躍的に向上しました。深層学習(ディープラーニング)という技術が貢献しています。大量のデータを読み込んで、コンピューター自らが共通するパターンを見つけ出し、理解を含めていく技術です。
A国がB国に対して温室効果ガスの排出削減につながる資金や技術を支援し、B国で温室効果ガス排出量が減った場合、 この削減分を「排出権(クレジット)」と認定し、「A国で減らした」とみなせる仕組みが「市場メカニズム」だ。排出権は他国に売ることもできる。
家族の介護や世話に追われるヤングケアラーの支援を書き示した改正子ども・若者育成支援推進法が6月5日、参議院本会議で可決・成立しました。国や自治体が支援に努める対象としてはっきり書き示すことで、相談窓口の整備などを促す狙いがあります。(「Newsがわかる2024年8月号」より)
経団連は6月10日、希望すれば結婚後も夫婦がそれぞれ結婚前の姓(名字)でいられる「選択的夫婦別姓制度」の導入を求める提言を公表しました。(「Newsがわかる2024年8月号」より)
物やサービスの値段は「需要」(それを欲しがる人がどれだけいるか)と「供給」(それを欲しがる人に提供できる量)のバランスで決まります。供給が需要を上回れば値段は下がり、逆に需要が供給を上回れば値段はあがるのが基本的な仕組みです。
インド下院の総選挙が6月4日開票され、モディ首相が率いる与党インド人民党(BJP)は小選挙区543議席のうち240議席にとどまり、単独過半数を割り込みました。(「Newsがわかる2024年8月号」より)
2022年3月以降の米連邦準備制度理事会(FRB)による急速な利上げに伴い、通貨を売買(交換)する為替市場では「ドル高」が進み、「独歩高」(主要な通貨の中で、ある通貨だけが高騰すること)の状態が続いた。中央銀行の金利操作によって為替相場(通貨の交換比率)にこうした影響が及ぶのはなぜなのか。