大阪・関西万博まるわかりガイド【月刊ニュースがわかる7月号】
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watanabe-ko

  • 2024年4月24日

万年筆はなぜ書ける?【疑問氷解】

今の万年筆に近いものができたのは1809年のイギリス。しかしこのペンは、インクが出過ぎることがありました。アメリカで保険のセールスマンをしていたウォーターマンさんは、お客さんに保険の契約書にサインしてもらうときにこのペンを使ったところ、インクが出過ぎて書類を汚し、せっかく取った契約を失ってしまいました。そこで研究を重ね、1884年に万年筆を発明しました。

  • 2024年4月17日

しみはどうしてできるの?【疑問氷解】

皮膚はいくつもの層になっていて、表面から0.1~0.3ミリメートルほどのうすい部分を表皮といいます。表皮の一番下には色素形成細胞(メラノサイト)があります。メラノサイトはメラニンという黒い色素をつくる工場のような働きをします。太陽の光には、紫外線という肌に悪さをする光線が含まれています。日光を浴びると黒くなるのは、紫外線が肌の奥に届く前に吸収してくれるメラニンが、肌の中にたくさんできるからです。そのメラニンは、しみのもとにもなってしまいます。

  • 2024年4月15日

四大公害病とは 「ニュース検定」がわかりやすく解説

工業や私たちの生活によって、自然環境が汚染されたり人々の健康が損なわれたりすることがあります。これを公害といいます。日本では、特に経済がどんどん盛んになった1950年代後半~1970年代初めごろ、工場の排水・煙、自動車の排ガスなどで各地の川や海、大気が汚染され、人々の命や健康を奪う公害病が大問題になりました。

  • 2024年4月12日

食品の原産地表示 「ニュース検定」がわかりやすく解説

国内で製造される全ての加工食品には、原材料の原産地表示が義務付けられています。以前は加工度が低く品質が原材料に影響されやすい干物などに限られていましたが、食品の重量に占める割合が高い原材料について、原産国名の表示が2022年度から完全義務化されました。

  • 2024年4月8日

鉛筆の芯はどうやって入れるの?【疑問氷解】

鉛筆の芯は、黒鉛と粘土を混ぜ合わせて作ります。まだ柔らかいうちに芯の太さと同じ棒状にして、約20センチメートルに切りそろえます。これを乾燥させて、1000度以上の炉で焼き固め、ゆっくりと冷ますと、芯のできあがりです。

  • 2024年4月8日

日本の国土の特徴 「ニュース検定」がわかりやすく解説

日本は海に囲まれ、山や森が多い島国です。 国土の約4分の3は山地(丘陵を含む)で、残りの約4分の1の平地に人口や産業が集まっています。平地のうち、標高が低く海に面した平野には、稲作(米づくり)地帯が多いです。代表例は庄内平野(山形県)などです。