「戦後80年企画」80年前の子どもたち【ニュースがわかる8月号】
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疑問氷解

  • 2023年8月23日

アサガオの色 なぜ変わる?【疑問氷解】

アサガオの花の色は「アントシアニン」という物質によります。物が溶けている水は、リトマス紙で酸性、中性、アルカリ性の性質を調べられます。例えば、レモンや酢は酸性、せっけん水や重曹水はアルカリ性、水道水はその中間で中性です。アントシアニンは花の細胞の中にある「液胞」と呼ばれる袋に溶けていて、酸性で赤色、中性で紫色、アルカリ性で青色になります。

  • 2023年8月16日

塩を水に入れると、なぜ物が浮く?【疑問氷解】

日本科学未来館の科学コミュニケーター・雨宮崇さんが、実験をして説明してくれました。「物がある液体に浮くかどうかは、その物が持つ『沈む力』と、『浮く力』のバランスで決まります。『沈む力』は物の重さと同じで、『浮く力』はその物が入ることによって押しのけた液体の重さと同じです」。

  • 2023年8月9日

海の水 なぜしょっぱい?【疑問氷解】

塩が溶けているからです。海水中には、塩のもとになる「塩素」と「ナトリウム」という二つのイオンが、ばらばらにあります。たばこと塩の博物館(東京都渋谷区)の学芸員、高梨浩樹さんは「私たちが塩味と呼んでいるものは、塩水の味です。塩素だけ、ナトリウムだけでは、しょっぱくなりません。湿っている口の中で、塩素とナトリウムが同時にあることを舌が感知しているのです」と説明します。

  • 2023年8月2日

熱帯魚 なぜカラフル?【疑問氷解】

「熱帯魚」は、熱帯や亜熱帯の暖かいところにすむ魚で、海の魚(海水魚)と、川や湖の魚(淡水魚)がいます。どちらも、色あざやかで変わった形のものが多いのが特徴です。東京都葛西臨海水族園の教育普及係、浅井ミノルさんによると、「なぜなのか」については、さまざまな説があるそうです。

  • 2023年7月19日

深海魚 なぜ水圧でつぶれない?【疑問氷解】

水圧とは、水の重さによる圧力のことです。地上の圧力は「1気圧」ですが、水中の場合は、上からだけでなく、周囲の水の圧力がかかるので、10メートル深くなるごとに1気圧ずつ増えます。

  • 2023年7月12日

ペンギン 北極で生きられる?【疑問氷解】

ペンギンが南極で主食としている、小さなエビの仲間であるオキアミが、北極にはいません。大きめの魚が多いので、「魚を丸のみするペンギンは、食べるのに苦労するかもしれませんね」と山本さん。