社会
- 2025年2月26日
原発の廃炉作業 いつまで? 「ニュース検定」がわかりやすく説明
東日本大震災で東京電力福島第1原子力発電所(原発)は、大津波に襲われて停電し、原子炉を冷やせなくなりました。その結果、原子炉建屋が爆発し、大量の放射性物質が飛び散りました。1~3号機では核燃料が溶け落ちる炉心溶融も起きました。
- 2025年2月21日
ASEAN 大国との距離感に温度差 「ニュース検定」がわかりやすく解説
東南アジア諸国連合(ASEAN)は、東南アジア10カ国による地域経済統合体だ。1967年に5カ国でスタートした。2022年の域内名目国内総生産(GDP)は3兆6223億ドルで、欧州連合(EU)には及ばないものの、日本(約4兆ドル)に近づく。人口は6億8000万人で、今後の成長が期待される。このため、日本をはじめ各国の企業が進出している。
- 2025年2月19日
広がる特別支援教育 「ニュース検定」がわかりやすく説明
視覚や聴覚などに障害のある子どもや体の不自由な子ども、病気で弱っている子どもらに向けた「特別支援教育」が近年、広がっています。人によって得意なことや不得意なことが違うように、障害になる子どももそれぞれ違った特性を抱えています。特別支援教育は、そうしたことも一人一人にあった 教育や支援を行います。▽特別支援学校▽小中学校に配置される「特別支援学級」▽普通学級での授業も受けつつ一部の授業で特別な指導を受ける「通級指導教室」などがあります。
- 2025年2月14日
曲がり角の自由貿易 「ニュース検定」がわかりやすく解説
政府は防衛力強化のため「反撃能力」を保有する方針を掲げている。反撃能力と相手国のミサイル発射拠点などをたたく能力のことで、「敵基地攻撃能力」とも呼ばれる。
- 2025年2月12日
核軍縮 核保有国の取り組み鈍く 「ニュース検定」がわかりやすく説明
世界の核兵器は、ピーク時の冷戦末期の約7万発から約1万2500発まで大幅に減りました。しかし近年は、世界全体で核兵器を減らす取り組み(核軍縮)が進んでいると言えません。核軍縮に関する最大の枠組みが「核拡散防止条約(NPT)」です。世界の大半の国が参加し、参加国・地域に対しては「誠実な核軍縮交渉」が義務づけられています。ただ、各保有国(核兵器を持つ国)の取り組みは鈍いうえ、条約に参加していない核保有国もあります。
- 2025年2月11日
サブオと旅する「昭和100年」【月刊ニュースがわかる3月号】
昭和時代が始まった昭和元年は、西暦でいうと1926年です。もし今も元号が昭和のままなら、今年は昭和100年に当たります。昭和時代、日本は敗戦のどん底から奇跡的な経済成長を遂げ、先進国の仲間入りをしましたが、公害などの深刻な社会問題も生み出しました。本誌のマンガキャラクター、サブオくんと一緒に昭和時 […]
- 2025年2月7日
「専守防衛」と「反撃能力」 「ニュース検定」がわかりやすく解説
政府は防衛力強化のため「反撃能力」を保有する方針を掲げている。反撃能力と相手国のミサイル発射拠点などをたたく能力のことで、「敵基地攻撃能力」とも呼ばれる。
- 2025年1月31日
毎年発行される「赤字国債」 「ニュース検定」がわかりやすく解説
財政は主に税収で賄うのが本来のあり方だが、日本では、第一次石油危機で財政が悪化した1975年度以降、赤字国債の発行が毎年度(1990年時代の一時期を除く)繰り返されてきた。しかし、赤字国債の発行は財政法で禁じられているため、発行するには原則として1年限りの特例法を制定しなければならない。ただ、国会での与野党の駆け引きで特例法が成立せず、予算の執行に支障が出る恐れもある。これを防ぐため、特例公債法が改正され、2025年度までは赤字国債を発行できることになっている。