- 2025年7月30日
どうやって炭酸をペットボトルに入れるの?【疑問氷解】
泡立って、飲むとシュワシュワする炭酸飲料は、味を付けた液体(ジュース)に、炭酸ガス(二酸化炭素)という気体を溶け込ませて作ります。その後、ペットボトルなどに詰めます。
泡立って、飲むとシュワシュワする炭酸飲料は、味を付けた液体(ジュース)に、炭酸ガス(二酸化炭素)という気体を溶け込ませて作ります。その後、ペットボトルなどに詰めます。
冷たいものを大急ぎで食べた時に頭がキーンとする(頭が痛いと感じる)現象には実は名前があります。「アイスクリーム頭痛」と呼ばれ、医学用語として国際的に認められています。世界的な頭痛の研究者が作る頭痛の診断基準「国際頭痛分類」の367種類の一つで、「寒冷刺激による頭痛」に分類されています。
国の政治の基本的な仕組みは、日本国憲法で決まっています。その憲法は国会を「唯一の立法機関」と定めています。立法とは、国の統一したルールである法律を作ることです。国会は二つの議会からなる「二院制」がとられていて、それが衆議院と参議院です。
ここ最近、クラゲは水族館で展示され、ふわふわと水の中を漂う姿に癒やしを感じる人も多いようです。クラゲを展示するエリア「海月空感」を2020年オープンしたサンシャイン水族館(東京都豊島区)の飼育スタッフ、先山広輝さんに聞きました。
夏の夜の街灯の明かりに虫が集まっている様子などを見て、不思議に思ったのだと思います。このように虫が光に対して反応することを「光応答反応」といいます。この反応を利用して、農作物に対して害虫が悪さをしないような資材を販売している「セイコーステラ エコロジア事業部」(東京都府中市)の小島英幹さんに聞きました。
「万博」は「万国博覧会」を略した言葉です。博覧会とは、産業、科学技術、芸術文化の発展のために、見本や製品を展示する会です。複数の国が参加して開催される博覧会が「万国博覧会」です。 万博は「国際博覧会」ともいいます。現在の万博は、国際博覧会条約に基づき、フランスの首都パリに本部を置く博覧会国際事務局(BIE)の承認の下で開かれます。
スーパーの野菜売り場に売られていることが多いですが、きのこは野菜ではなくカビなどと同じ菌類です。なめこのぬるぬる成分について、東京農業大学の江口文陽学長に聞きました。ぬるぬるの正体は「粘性多糖体」と言い糖類の一種です。糖質とたんぱく質が結びついたオクラなどにあるムチレージに近い物質や、ペクチン、たんぱく質などが合わさってできています。
水の中で体を動かすと、水による抵抗が生まれます。ふだんの洋服は水が入り込んで抵抗が大きくなるので、水泳に向いていません。そこで抵抗を少なくするため、体にぴったりフィットした水着が作られるようになりました。脱ぎにくいのは、体にフィットするようにできているうえ、水を吸収すると、そのぶん水着が重くなるためです。
そもそも納豆は腐っていません。納豆菌という微生物により発酵しているのです。活躍する微生物は異なりますが、みそやしょうゆ、ヨーグルト、チーズなども発酵食品です。発酵と腐敗の違いの一つは、人によって管理されているか、いないかです。発酵は、温度や衛生管理をされているため、食べても体に害がありません。一方、腐敗は、人にとっての有害菌が多く繁殖しているため、食べることができません。
2015年4月、「食品表示法」という新しい法律が使われ始めました。食品にかかわる事業者に対して、原則として、すべての一般向け加工食品などに栄養成分の表示を義務づけました。食品の包装紙やパッケージに「栄養成分表示」を記載する必要があります。5年間の準備期間を経て、2020年4月から完全に義務化されました。