アニマルウェルフェアを学ぶ【月刊ニュースがわかる6月号】
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watanabe-ko

  • 2025年1月31日

毎年発行される「赤字国債」 「ニュース検定」がわかりやすく解説

財政は主に税収で賄うのが本来のあり方だが、日本では、第一次石油危機で財政が悪化した1975年度以降、赤字国債の発行が毎年度(1990年時代の一時期を除く)繰り返されてきた。しかし、赤字国債の発行は財政法で禁じられているため、発行するには原則として1年限りの特例法を制定しなければならない。ただ、国会での与野党の駆け引きで特例法が成立せず、予算の執行に支障が出る恐れもある。これを防ぐため、特例公債法が改正され、2025年度までは赤字国債を発行できることになっている。

  • 2025年1月30日

人はどうやって言葉を話すようになったの? <子どもの哲学>

この問いは、「言葉」というものをどう定義するかによって、回答が異なってくるね。自然の豊かなところへ行ってよく観察するとわかるけれど、いろいろな生き物たちがお互いにいろいろな方法で合図しながら生きている。鳥は鳴き声で仲間を呼んだり、危険を知らせるなど警告したりする。ミツバチは独特な踊りのようなことをして、仲間にエサの場所を教える。アリは匂いで自分の巣とそうでないものとを区別する。

  • 2025年1月29日

冷凍野菜 栄養価は変わらないのですか?【疑問氷解】

現在冷凍食品と認定されている野菜や果物は、ほとんど栄養価が変わらないことがわかっています。野菜などは、収穫後、みなさんの食卓に届くまでに時間がかかる場合が多いです。その途中で、栄養成分の一部は分解されてしまいます。しかし、冷凍食品は、畑で収穫された後、短時間で急速冷凍させてマイナス18度以下の低温で保存するので、収穫した時に近い栄養を保つことができるのです。

  • 2025年1月29日

子どもの権利とルールの見直し 「ニュース検定」がわかりやすく説明

明治時代に制定された民法のうち、親子をめぐる規定が2022年に改正されました。民法では教育に必要な範囲で親が懲らしめることを認める「懲戒権」が定められていました。 しかし、「しつけ」を名目にした虐待で子が死亡する事件は後を絶ちません 。 そのため、改正民法では「懲戒権」が削除され、新たに「子の人格の尊重」「子の年齢・発達への配慮」「体罰の禁止」が明記されました。

  • 2025年1月23日

心はどこにある? <子どもの哲学>

心って不思議だよね。なんとなく心臓や脳のあたりにある気もするけれど、おなかが空すけばおなかのあたりにある気もする。何かを考えているときは、まったく別のところにいってしまっているようにも思える。ラジオで外国の話をしていれば、自分がそこへ行っているように感じるし、大切な時間を思い出すときは、まるで自分が過去の世界に行ったようにも思える。君もこんなふうに感じたことはないかな? もしこの感じが正しいとすると、心は自由にどこへでも行けるということになる。

  • 2025年1月22日

盲導犬や探知犬に向く犬、向かない犬がいるのはどうして?【疑問氷解】

麻布大学で犬のコミュニケーション能力について研究する久世明香さんに聞きました。日本の盲導犬は、主にラブラドルレトリバーとゴールデンレトリバーです。この2種が持つ順応性(変化に合わせる能力の高さ)や、人と一緒に行動したがるといった性質、大きさなどが、盲導犬に必要な条件と合っているからです。