- 2023年10月1日
福島第1原発 処理水の海洋放出って?【ニュース知りたいんジャー】
東京電力福島第1原子力発電所(福島第1原発)でたまり続ける「処理水」を海に流す「海洋放出」が、8月24日に始まりました。どんな水で、安全性は大丈夫なのでしょうか。【山田大輔】
東京電力福島第1原子力発電所(福島第1原発)でたまり続ける「処理水」を海に流す「海洋放出」が、8月24日に始まりました。どんな水で、安全性は大丈夫なのでしょうか。【山田大輔】
福島第一原発は廃炉(燃料棒を取り出して解体すること)の途上です。政府と東京電力は事故後30年から40年(2041年~2051年)をめどに廃炉作業を終える計画ですが、前途多難です。
東京電力福島第1原発では、事故で拡散した放射性物質を含む汚染水の処理が続いています。放射性物質の濃度を下げた大量の処理水をためるタンクは満杯に近づいており、今年春ごろをめどに、海に流し始める準備が進んでいます。(「月刊Newsがわかる2月号」より)
2011年3月11日、国内観測史上最大のマグニチュード(M)9.0を記録した東日本大震災が発生しました。地震による大津波で、東京電力福島第1原子力発電所(福島県双葉町、大熊町)では大量の放射性物質が拡散する深刻な事故が起きました。あれから11年10カ月。現場では何が起き、今どうなっているのでしょう。取材に行ってきました。(「月刊Newsがわかる2月号」より)