【ニュースがわかる2025年1月号】楽しくあけよう パッケージ
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てつがくカフェ

  • 2024年12月12日

魚は何を思っているの?<子どもの哲学>

魚が何を思っているのかを考える前に、そもそも魚は世界をどう見ているのかを想像してみよう。魚の目は顔の両側についているから、人間の目とはだいぶ違うつくりをしているようだ。カメラのレンズには「魚眼レンズ」というものがあって、これは魚から見た世界の見え方を再現していると言われている。魚眼レンズを使うと、視界は広がるけれど、全体は歪んで見えるんだよね。もっとも、じっさいに世界がどう見えているかは、魚に聞いてみないとわからない。でも、きっと人間とは視野の広さも見え方も相当違うのだろう。だとしたら、見えている世界さえ全然違うのだから、魚が何を思っているかなんて想像もつかないような気もする。

  • 2024年12月5日

大人と子どものこころのなかの違いはある?  <子どもの哲学>

違いはないと、僕は思う。大人は頭が良いとか、大人は働いたりできるといった、そういう違いは思いつくし、大人のほうが知識をたくさんもっている気がする。いろいろな学校で勉強してきたこともあるだろうし、経験から得た知識もある。ただこれは、大人と子どもの違いではなく、しっかり勉強をしてきたか、しっかり経験から知識を受けとったかの違いだ。

  • 2024年11月28日

「ふつう」って何? <子どもの哲学>

「ふつう」ってなんだろう? 「ふつう」という言葉の第一の意味は、変わったところがないってことだ。なんの特徴もなくて、ありふれていて、悪く言えばつまらない。僕はむかしから変わったものが好きなので、ふつうってあんまり好きじゃないな。

  • 2024年11月21日

どうして夢をもつの? <子どもの哲学>

誰もが人生で一度が抱いたことのあるような問いについて、4人の哲学者が、子どものともに考え進めていくという形で書かれた『子どもの哲学 考えることをはじめた君へ』(毎日新聞出版刊)。大人も子どもといっしょになって、ゆっくり考えてみませんか。本書から一部をご紹介します。

  • 2024年11月14日

日本人が行列でもきれいに並べるのはなぜ? <子どもの哲学>

以前、ハワイの小学校に授業見学に行って、その学校の先生と話をしたときのことを思い出したよ。その先生は、日本の小学校を訪問したことがあるらしく、日本の小学校には「そうじの時間」があって、生徒が自分たちで教室のそうじをしていることにすごく驚いたんだって。意外かもしれないけれど、海外の学校では、生徒が教室のそうじをせず、専門の清掃業者に全部任せているところがけっこう多い。だからその先生は、自分たちで教室のそうじをするなんて、日本の小学生はなんて行儀がいいんだろう! ってとても感心したそうなんだ。

  • 2024年11月7日

集中するにはどうすればいい? <子どもの哲学>

誰もが人生で一度が抱いたことのあるような問いについて、4人の哲学者が、子どものともに考え進めていくという形で書かれた『子どもの哲学 考えることをはじめた君へ』(毎日新聞出版刊)。大人も子どもといっしょになって、ゆっくり考えてみませんか。本書から一部をご紹介します。

  • 2024年10月31日

コミュニケーションスキルをアップする方法は?  <子どもの哲学>

誰もが人生で一度が抱いたことのあるような問いについて、4人の哲学者が、子どものともに考え進めていくという形で書かれた『子どもの哲学 考えることをはじめた君へ』(毎日新聞出版刊)。大人も子どもといっしょになって、ゆっくり考えてみませんか。本書から一部をご紹介します。

  • 2024年10月24日

頭が良い人ってどんな人? <子どもの哲学>

誰もが人生で一度が抱いたことのあるような問いについて、4人の哲学者が、子どものともに考え進めていくという形で書かれた『子どもの哲学 考えることをはじめた君へ』(毎日新聞出版刊)。大人も子どもといっしょになって、ゆっくり考えてみませんか。本書から一部をご紹介します。

  • 2024年10月17日

どうして勉強しないといけないの? <子どもの哲学>

誰もが人生で一度が抱いたことのあるような問いについて、4人の哲学者が、子どものともに考え進めていくという形で書かれた『子どもの哲学 考えることをはじめた君へ』(毎日新聞出版刊)。大人も子どもといっしょになって、ゆっくり考えてみませんか。本書から一部をご紹介します。

  • 2024年10月10日

なんのために学校はあるの? <子どもの哲学>

誰もが人生で一度が抱いたことのあるような問いについて、4人の哲学者が、子どものともに考え進めていくという形で書かれた『子どもの哲学 考えることをはじめた君へ』(毎日新聞出版刊)。大人も子どもといっしょになって、ゆっくり考えてみませんか。本書から一部をご紹介します。