- 2025年7月2日
どうして虫は明るいところに集まるの? 【疑問氷解】
夏の夜の街灯の明かりに虫が集まっている様子などを見て、不思議に思ったのだと思います。このように虫が光に対して反応することを「光応答反応」といいます。この反応を利用して、農作物に対して害虫が悪さをしないような資材を販売している「セイコーステラ エコロジア事業部」(東京都府中市)の小島英幹さんに聞きました。
夏の夜の街灯の明かりに虫が集まっている様子などを見て、不思議に思ったのだと思います。このように虫が光に対して反応することを「光応答反応」といいます。この反応を利用して、農作物に対して害虫が悪さをしないような資材を販売している「セイコーステラ エコロジア事業部」(東京都府中市)の小島英幹さんに聞きました。
地球上で最も種類が多い生き物は昆虫です。名前がついているだけで約100万種といわれ、環境に合わせて仲間を増やしてきたすごいヤツらです。チョウやハチなどおなじみの種類だけでなく、ちょっと変わった昆虫の面白さ、不思議さにも触れてみませんか。(「Newsがわかる2024年9月号」より)
兵庫県の伊丹市昆虫館副館長の坂本昇さんは「花の色が虫を呼び寄せる一因になっていることはわかっています」と話します。ハチやチョウなどの昆虫は、人が認識できない紫外線を見ることができます。花は紫外線を反射したり吸収したりしていて、こうした働きが「蜜標(みつひょう)」と呼ばれる目印になっています。ハチやチョウはこの蜜標を見分けて、蜜のありかがわかると考えられています。