- 2025年9月24日
台風はどうやってできるのですか?【疑問氷解】
気象庁の予報官・石原洋さんに聞きました。石原さんは「熱帯の海の上で発生する低気圧を熱帯低気圧と呼びます。熱帯低気圧の範囲で吹く風が毎秒17メートル以上になると、台風と呼ぶようになります」と説明します。
気象庁の予報官・石原洋さんに聞きました。石原さんは「熱帯の海の上で発生する低気圧を熱帯低気圧と呼びます。熱帯低気圧の範囲で吹く風が毎秒17メートル以上になると、台風と呼ぶようになります」と説明します。
果物専門店「新宿高野」の久保直子さんと西田桂さんに聞きました。久保さんは「一般的に果物は、鮮度が高く、取れたてのほうがおいしいと言われていますが、中にはまだ熟し切らないうちに収穫し、『追熟』といって、常温にしばらく置いたほうがおいしくなるものがあります」と話します。南国の暖かいところで取れる、キウイフルーツ、マンゴーなどは、追熟が必要です。
ほとんどの地域で、空を見上げると何本もの電線が張り巡らされています。これらの電線は発電所で作られた電気をそれぞれの家や工場、ビルなどに送っています。電気を送る力はボルトで表され、電圧と言います。発電所で作られた電気は最大で50万ボルトもの高い電圧で送り出され、電線を伝って変電所(電圧)を変える施設をいくつか通りながら少しずつ電圧が下げられます。家庭には100~200ボルトの電圧で電気が届くようになっています。
「ブー」というブザーに続いて「地震です」というアナウンスが響いてきました。気象庁では24時間体制で地震を監視しています。気象庁を訪ねたこの日も、たびたびブザーの音が響きました。ひとたび地震が起きると、全国に置かれた地震計のうち、揺れを観測した地震計のデータが東京と大阪にある気象庁のコンピューターに瞬時に表示されます。
ティッシュは必ず2枚重ねになっていますが、同じ厚みの1枚ではだめなのですかという疑問が寄せられました。ティッシュやトイレットペーパーなどを作る王子ネピアで、商品の研究・開発をしている永谷宏幸さんに理由を教えてもらいました。
野生の動物は、甘いものを食べることがないので、虫歯になることはほぼありません。虫歯菌の繁殖には、糖分が必要です。虫歯は、糖分で歯のエナメル質がとける病気です。草食動物が食べる草や木、肉食動物が食べる動物の肉には、ほとんど糖分が入っていないため、虫歯になることはないのです。
野生のキリンはアフリカのサバンナや林にすんでいます。サバンナで、キリンは立ったままで寝ます。周りにたくさんいる敵に襲われないようにするためです。寝るといっても、実はほとんど寝ておらず、樹木に体をもたれかけて休んでいるという方が正しいようです。
泡立って、飲むとシュワシュワする炭酸飲料は、味を付けた液体(ジュース)に、炭酸ガス(二酸化炭素)という気体を溶け込ませて作ります。その後、ペットボトルなどに詰めます。
冷たいものを大急ぎで食べた時に頭がキーンとする(頭が痛いと感じる)現象には実は名前があります。「アイスクリーム頭痛」と呼ばれ、医学用語として国際的に認められています。世界的な頭痛の研究者が作る頭痛の診断基準「国際頭痛分類」の367種類の一つで、「寒冷刺激による頭痛」に分類されています。