- 2025年11月6日
私は誰のもの? <この世界のしくみ>
私は私のものじゃないかなあ。だって、「私の手」とか「私の髪」とか言うじゃない。それに、私の鉛筆を他の人が勝手に使ってたらおかしいのと同じように、他の人が勝手に私の手を使ったり、私の髪をいじったりしたらおかしいよ。
私は私のものじゃないかなあ。だって、「私の手」とか「私の髪」とか言うじゃない。それに、私の鉛筆を他の人が勝手に使ってたらおかしいのと同じように、他の人が勝手に私の手を使ったり、私の髪をいじったりしたらおかしいよ。
最初は小さく生まれた宇宙が、どんどん広がっていまの大きな宇宙になって、さらに広がり続けていると言われている。この話が本当なら、宇宙が生まれたときには「端」があったのだから、広がった後のいまの宇宙にも端がありそうに思える。でも、その端がどうなっているか、人間が知るのはとても難しい。
なぜ働くのかの理由は二つある。一つはお金を稼いで生活するためだね。もう一つは仕事が楽しいから。最初の理由はわかるよね。仕事をするとお金が稼げる。稼いだお金で食べ物を買って、家を借りて、電気代、ガス代、水道代を払って、旅行やゲームや映画のために使うんだ。お金がないと現代社会では生きていけない。
国っていうと、日本や中国、アメリカ……。いろいろな国が思いつくね。人によっては、いろんな旗の絵柄を思い浮かべるかもしれない。こういう「国」には、国境というものがあって、どこからどこまでがその国なのか、場所がはっきりと決められている。そこに多くの人が住んでいる。それに、ちょっと難しいいけど、国には「政府」というものがある。
寄付とは、持っている人が持っていない人に自分の持ちものやお金をあげることだ。時間と体力を使って何かをする場合もある。いずれにせよ、余ったものをあげる。
人間や動物や草花のような生き物には命があるけれど、机や筆箱やおもちゃのような物には命はあるのかと疑問に思ったのかな。この問いに答えるには、「物」とは何か、「命」とは何かを考えておかなきゃならない。人間も含めて、動物とか植物とかは命のある物だから、「生き物」とか「生物」とか呼ばれているよね。だから、生き物とただの物を区別するのはどうすればよいかな。
「前世」とは、生まれ変わる前の人生のことだね(ただし、人ではなくネコだったかもしれないし、カエルだったかもしれないけれど)。だから、前世があるかどうかを考えるためには、まず、自分が生まれ変わったのかどうかを考えなければならない。あなたは、自分が何度も生まれ変わっていると思う?
「仲間」って、ちょっと不思議な言葉だ。「友達」と似た意味で使われることもあるけど、イコールではない。だって、たとえば、同じサッカーチームの選手たちは、一致団結して敵チームと戦う「仲間」だけど、だからといって、全員が「友達」であるとは限らない(むしろそうでないことの方が多い)もの。だとすると、「仲間」っていったいどういう人のことを言うんだろう?
17世紀のフランスの哲学者であり、数学や物理学も研究したパスカルという人の言葉だね。葦(あし)というのは、水辺に真っすぐに生える、柔らかくて弱い草のことだ。パスカルによれば、宇宙の大きさや偉大さから見れば、人間も葦と同じくらい弱くてもろい。すぐに倒れてしまうし、死んでしまう。それでも、人間はとても偉大な存在なんだ。