あいさつはアイコンタクトから【良家の子育て】

 

 目の前に私がいるのに、遠くのほうを見ながら、または横目で何かを見ながら「こんにちは」「ありがとうございました」「さようなら」と言う……。私の教室に通い始めて間もない頃の生徒さんによく見られる姿です。

 じつは、お子さんがどこを見てあいさつしているかは、親はあまり認識できないものなのです。なぜなら、普段、お父さま、お母さまはお子さんの隣に立って、ご近所の方やお稽古の先生などにあいさつをするため、お子さんの視線の先が見えにくいからです。

 ぜひ、家で「おはようございます」「おやすみなさい」「ありがとう」「いってきます」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」「ただいま」といった家族同士のあいさつを丁寧に行い、その際にお子さんがしっかりとアイコンタクトが取れているか確認するようにしてください。(諏内えみ著『良家の子育て』第2章「所作・ふるまい」より)

 「育ちのいい子」「品がいい子」はいったい何が違うのか? 具体的にお父さま、お母さまは何をしたらいいのか? どんな言葉をかけると伝わりやすいのか?

 本書では、「育ちがいい子」のふるまいやマナーを身につけるコツを名門小学校などのお受験指導のプロが初めて公開しています。

著者:諏内えみ

「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表。皇室や政財界を始めとするVIPアテンダント指導などを経て、スクールを設立。豊富な経験に基づき、本物のふるまいや会話、上質なマナーの指導を行う。

本書のほか、ベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)をはじめ、『世界一美しいふるまいとマナー』(高橋書店)、『一流女性のあたりまえ』(扶桑社)など著書多数。