間違いや失敗を認めることが苦手な子がいます。人のせいにすると自分が楽になるのでしょう。「だって○○くんはまだしてるし」「でも○○ちゃんが先にやったから」 など、人のせいにして逃げの姿勢に回ってしまうのです。
しかしこれを放っておくと、正しい行動ができない子となってしまいます。後々決して得をしません。むしろ結果的に信用を失い、損をしてしまうことのほうが多いでしょう。
お子さんが人のせいにすることを口にしたら、早い段階で「人のことは言わない」「まず、自分がしたことがよいことだったのか、それともよくないことだったのかを言いましょう」と教えていくことが大切です。
(諏内えみ著『良家の子育て』第9章「強い心を育てる」より)
次回は1月14日配信予定です
書影をクリックすると本の通販サイト
「Amazon」のサイトにジャンプします
「育ちがいい子」「品がいい子」はいったい何が違うのか? 具体的にお父さま、お母さまは何をしたらいいのか? どんな言葉をかけると伝わりやすいのか?
本書では、「育ちがいい子」のふるまいやマナーを身につけるコツを名門小学校などのお受験指導のプロが初めて公開しています。本サイトの電子書籍にもラインアップされています。
著者:諏内えみ


「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表。皇室や政財界を始めとするVIPアテンダント指導などを経て、スクールを設立。豊富な経験に基づき、本物のふるまいや会話、上質なマナーの指導を行う。
本書のほか、ベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)をはじめ、『世界一美しいふるまいとマナー』(高橋書店)、『一流女性のあたりまえ』(扶桑社)など著書多数。最新刊は『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)。