ズラーッと並んだおいしそうなお料理を前に、ビュッフェは子どもだけでなく大人だってワクワクしますね。そこでやりがちなのが、お皿いっぱいに、しかも山のように盛ってしまうこと。もちろんビュッフェ形式とは、「好きなものを好きなだけ」が基本です。しかし、6種類も7種類ものお料理を見栄えも関係なく、乗せられるだけ乗せたお皿は、果たして上品で美しいでしょうか? せっかく、おいしそうにきれいに並べてくださった作り手は喜んでくれるでしょうか?
美しく品よくディスプレイされたお料理の数々は、自分のお皿の上でもできるだけきれいに盛りつけ、目でもおいしくいただくことを教えたいですね。
ぜひ、「きれいに乗せてあげると、お料理もコックさんもうれしいね」と話してあげてください。
(『良家の子育て』第1章「食事のマナー」より)
次回は8月5日配信予定です
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著者:諏内えみ


「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表。皇室や政財界を始めとするVIPアテンダント指導などを経て、スクールを設立。豊富な経験に基づき、本物のふるまいや会話、上質なマナーの指導を行う。
本書のほか、ベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)をはじめ、『世界一美しいふるまいとマナー』(高橋書店)、『一流女性のあたりまえ』(扶桑社)など著書多数。最新刊は『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)。