早歩きの練習をさせる【良家の子育て】

 デパートやおもちゃ屋さんなどで、うれしくて思わず「わ~~~っ」っと走り出すのは子供の常。いったん押さえた子どもの腕をちょっとでも緩めると、またパッと走り出す。このような子どもたちを制御するほど難しいことはありませんよね。

 こんなとき、「走っちゃダメ!」「ここでは走らないの!」と声をかけるのが一般的かと思いますが、じつは、先に紹介したように、「静かにしなさい!」や「騒いじゃダメ!」と制止させる声かけと同じ理由で、ほとんど子どもには効きません。

 そこで、待ちきれず先へ先へと急ぐ子どもには、「早くあっちに行きたいよね。じゃあ早歩きで行きましょ」と、急ぎ足、早歩き、早足で向かわせるようにするのです。

 ただし、練習しておかないとちょっと難しいかもしれません。普段から、「あそこの大きな木まで、走らないでどっちが早く着くか競争しよう!」と、こちらも親子で「早歩き競走」などをゲーム感覚でやってみて、からだで覚えさせておくとよいでしょう。

           (『良家の子育て』第5章「お出かけ・公共の場でのふるまい」より) 

次回は7月1日配信予定です

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著者:諏内えみ

「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表。皇室や政財界を始めとするVIPアテンダント指導などを経て、スクールを設立。豊富な経験に基づき、本物のふるまいや会話、上質なマナーの指導を行う。

本書のほか、ベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)をはじめ、『世界一美しいふるまいとマナー』(高橋書店)、『一流女性のあたりまえ』(扶桑社)など著書多数。最新刊は『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)。