間違いを認める、「ごめんなさい」が言える【良家の子育て】

 大人でも「ありがとう」は言えるけれど「ごめんなさい」が言えない人がいます。「ありがとう」は相手が自分のためにしてくれた言動に対してのお礼の言葉。一方、「ごめんなさい」は自分が相手にしてしまった誤った言動に対してのお詫びの言葉。つまり、相手が自分にしてくれたことには感謝できるけれども、自分が間違えたことや過ちについては認めたくないという、素直になれないプライドが見え隠れしています。

 では、子どもの口から「ありがとう」と同様に「ごめんなさい」が素直に言えるようにすればどうすればよいでしょう?

 それは、子どもが謝った後はお説教を長引かせないことでしょう。「ごめんなさい」が言えたら「はい。今度から気をつけようね」で済ませます。問題は、ここで親自身が切り替えられるかということ。あれも悪いこれも悪かった、まだ言い足りない……と、「ごめんなさい」の後もずっと叱り続けてしまうことはありませんか? しかし、これはかえって逆効果になります。謝ってもまだ怒られる、どうせ許してくれない、謝っても無駄だ、という認識となってしまうのです。親側の切り替えこそが難しいのですが、まずここから変えていきたいですね。

          (『良家の子育て』第4章「コミュニケーション」より) 

次回は6月24日配信予定です

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