気持ちと声をコントロールする【良家の子育て】

 子どもが外で大騒ぎをし、手がつけられなくて困った経験のあるお父さま、お母さまもきっと多いことでしょう。大声で騒いでしまっている子どもに、「○○くん! 静かにしなさい!」「ここで騒いじゃダメ!」と叱ることになりますね。しかし、楽しくて楽しくてしようがない状態の子どもたち、ましてや興奮してる子に、その言葉は一体どれぐらい響いているのでしょうか?

 家族と会話する声の大きさであっても、お友だちと楽しく遊んでいる時の声であっても、「わ~~~~~い!」「キャーッ」という奇声に近い声であっても、その場その場に適したボリュームなら問題はないわけです。しかし、子どもにとってこの使い分けがとても難しいことなのです。

 では、どう声かけし、正していけばよいのでしょう?

 私のおすすめは、「周りの人の声の大きさに合わせる」という方法です。お子さんに「あの人と同じ大きさでしゃべってごらん」と伝えてみてください。お手本、見本があると小さい子にもとても受け入れやすくなります。そしてフッと一瞬であっても周りを見る、ということはエキサイトしている子どもを落ち着かせるための有効な手段となります。

 また逆に、声が小さすぎて周りの方の声に消されてしまうような場面でも同じです。「あの女の子と同じ大きさでお話しすると、○○ちゃんの声がちょうどよく聞こえるよ」と、見本となる人を示してあげてください。

(諏内えみ著『良家の子育て』第5章「お出かけ・公共の場所でのふるまい」より) 

次回は4月29日配信予定です

  

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「育ちがいい子」「品がいい子」はいったい何が違うのか? 具体的にお父さま、お母さまは何をしたらいいのか? どんな言葉をかけると伝わりやすいのか?

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著者:諏内えみ

「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表。皇室や政財界を始めとするVIPアテンダント指導などを経て、スクールを設立。豊富な経験に基づき、本物のふるまいや会話、上質なマナーの指導を行う。

本書のほか、ベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)をはじめ、『世界一美しいふるまいとマナー』(高橋書店)、『一流女性のあたりまえ』(扶桑社)など著書多数。最新刊は『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)。