迷いなく「ありがとう」が言える【良家の子育て】

 何の迷いもなくスッと「ありがとう」が言える方は素敵ですね。それは子どもも同じこと。優しくしてもらったときや何かをいただいたとき、また、順番を譲ってもらったときや、ものを貸してもらったときに、素直な心で自然と感謝の言葉が言える子は誰からも好かれ愛されます。

 私が「子どもって素晴らしいなぁ!」と感じるのは、大人では思いも寄らないことにでも「ありがとう」が言えること。対象は人とは限りません。動物や昆虫、草花にも、そしてものにだってこの言葉が自然に出てきます。さらには「風さんありがとう」「お空さ―ん!ありがと―」と、それこそ万物に対して……。

 私たち大人は、このような子どものピュアな心を大切に守り、また育んでいきたいものです。そして、私たち自身も子どもの頃の純粋で素直な心を思い出し、感謝の気持ちを口にしていきたいですね。

  (諏内えみ著『良家の子育て』第4章「コミュニケーション」より) 

次回は4月22日配信予定です

  

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著者:諏内えみ

「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表。皇室や政財界を始めとするVIPアテンダント指導などを経て、スクールを設立。豊富な経験に基づき、本物のふるまいや会話、上質なマナーの指導を行う。

本書のほか、ベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)をはじめ、『世界一美しいふるまいとマナー』(高橋書店)、『一流女性のあたりまえ』(扶桑社)など著書多数。最新刊は『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)。